小さな町
週末に釣り漬けの2日間を送った「ツケ」が回ってきました・・・・・
激務です。
今週一週間はずっとロケで現場に行きっぱなし・・・
挙句の果てに土曜日までロケが入りそうで・・・
そして日曜日はTSCのプラ。月曜日はヨットレース。
来週の火曜日も「抜け殻」ですな。
で、なにが「小さな町」かって?
先日、縁あってとある湖の畔にある小さな町の若者をインタビューしていく
VTRの脚本を書かせていただきました。
その町の小学校や小さな商店などにお邪魔したんですが、こうも人柄が違うものかと。
こども達も全くすれてなく、屈託の無い笑顔で私たちを迎えてくれます。
そこに住む、とある二十歳の女性にこんな質問をしました。
「理想の大人像は?」
なんの躊躇いも、照れも無く、彼女は笑顔で言いました。
「お父さんです。」
外見で判断するわけではないけれど、イマドキなカンジの子でどちらかと言えば、
ちょっと派手目な雰囲気から出たその一言は、ありふれた感想ですが、意外でした。
その後も自分の幼馴染の男の子を誇らしげに紹介してくれたり、
この町がどれだけ好きかということを楽しそうに自ら話してくれました。
そして「ずっとこの町にいたい」とも。
この仕事をしていると、常に新しいものを見続けなければならないし、
また、それが美しく、格好の良い事であるという一種の「錯覚」に陥ります。
その日は心が洗われたと同時に人々のあまりの純粋さにわずかな嫉妬さえ覚えた気がします。
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